遠藤京子のマクロビオティックな鍼灸治療

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2015年 04月 02日

水俣の甘夏が来た!

もう、40年以上のおつき合い。

 相変わらず美味しい水俣の甘夏が、今年も送られてきた。もう20代のはじめのころから、食べている。
生産しているのは、熊本県水俣で、チッソが垂れ流した有機水銀による被害者の方々。「毒を食わされたものは、他者に毒を食わすわけにはいかない」と、毒=農薬を使うことをやめた。その一方で、国とチッソに対しても闘い続けてきた方々である。
生産者をまとめて来られたのは、反農薬水俣袋地区生産者連合(反農連)で、現在は「企業組合エコネットみなまたとなっています。担い手も代替わりして、娘さん、息子さんたちによって運営されています。私がおじゃました時は、お二人ともまだ小学生だったのに、すっかり担い手になっているのが、嬉しいです。
 
 今でこそ、社会科や公衆衛生学などの教科書に、3大公害病として挙げられていますが、ここまで来るには、被害者のほんとうに苦しい闘いがありました。チッソと国を訴えるための裁判に必要な、患者さんの聞き取り調査などにも、ボランティアとして参加したこともありますが、いくらお金を積んでもらっても、身体は元には戻らないし、亡くなった人びとは、帰ってこないという思い、どなたにもあります。
それでも、働けるような状態でなければ、補償をしてもらわねば、生きてゆけません。そんな被害者だれにでもあるような、なんとも収まりどころのつかない思いをかかえて、皆さんは、私たちの質問に答えてくださいました。
 
 水俣の甘夏は、酸味と甘味が自然で、とっても美味しいです。生産者のことを記録した映画「水俣の甘夏」も、機会があったら御覧いただければと思います。

 
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by HomeMacro | 2015-04-02 16:48 | ロンドンー東京ー沖縄ー台湾 歳時記


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