遠藤京子のマクロビオティックな鍼灸治療

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2019年 02月 12日

キムチを漬ける

キムチにまつわる朝鮮の統一。


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これがキムチの素。これを下漬けした白菜に塗りたくるのだけど、この作業をするときはいつも思い出すことがある。


1970年代の終わりごろ、住んでいたアパートの階下から「えんどーさぁーん」と、聞き覚えのある声がした。降りていくと階下の住人のところに、朝鮮女性同盟の金さんと辛さんがいて、今からキムチを漬けるから、何か入れ物持って来なさいよと言われた。


朝鮮女性同盟は朝鮮民主主義人民共和国の在日組織である朝鮮総連の女性組織で、当時、私は「日朝女性の集い」というのを彼女たちと共催していた。映画界や講演会、街頭でのビラ配り、時には金日成の著書の読書会にもつきあった。日常的にも、結構仲良くしていた。


階下の一家は、読売新聞の販売店をやっていると聞いていたが、あるとき我が家の郵便受けに間違って入れられた郵便物で、民団系の、つまり、韓国の在日組織の商工会の人だということが分かっていた。毎晩、その家の高校生が韓国語の勉強で、音読をしている声が聞こえていた。


だから、女性同盟の中心的活動家が階下にいることに、最初かなり驚いた。


総連と民団、休戦状態にある相反する政治体制の国の在外公民同士。少なくとも、私はそう認識していた。


しかし、彼らはこともなげに、親しそうであった。表向きはそうかもしれないが、実際はこんな風に日常的に親しく付き合っているんだと知らされた。


彼女たちは今どうしているかなぁ。

当時、「조선은 하나 다」 というチラシを作って、一緒に駅頭で配ったりしたけど、この間の朝鮮半島での出来事を、どんな風に受け止めているのか、きっと、感動しているだろうと、思う。

一方、当時では考えられないようなヘイトデモが公然と行なわれ、ファシズムまっしぐらの政府を変えることができない私たち日本人。彼女たちに合わせる顔がない。





# by HomeMacro | 2019-02-12 04:03 | 反戦・平和・自由
2018年 04月 24日

人の弱みにつけ込む汚い国、ニッポン。

一見人道的? 壮大な人体実験。

罪深い原子力ロビーとその仲間たち。


みなさん、この地図変だと思いませんか?

これは、おそらく(記載がない)昨年11月に台湾・台北で、1週間にわたり無料公開されたドキュメンタリー映画のリーフレットです。この地図には、大熊町も、双葉町も、そして、東京電力福島第一原子力発電所も、ありません。

映画のタイトルが「福島元気?」ーー台湾の観測の目。福島の現地物語を見るーーというにもかかわらずです。

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この映画は台湾の若者で構成された6チームが、福島各地を訪れ、取材した記録のようですが、リーフレットの主な記載事項には、「核电站事故」(原発事故)の文字は見当たりません。

「福島,元気?」とのタイトルの冒頭は、「2011年發生的福島事件、至今已六個年頭」です。(中国語の場合、これで原発事故を、表しているのか否かは、分かりませんが)。

これだけの人数が、、台湾から福島へ取材に行って、映画を製作して、無料公開するって、財源はどこからででいるのか? このプロジェクトと復興予算との関連は、分かりませんが、日本が海外へのこのような働きかけに、予算を組んでいることは、確かです。

復興庁なるサイトを見れば、欺瞞に満ちたおぞましいこの国の、世界最大の原子力発電所事故隠しに、いかに力を注いでいるかが分かろうというものです。


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そして、台灣……。

日本がその歴史に深く関わってきたこの中華民国という国は、一筋縄ではいかない複雑な政治状況下にある中で、人びとは健気に生きている。

現政権は、大陸、すなわち中華人民共和国に対して、独立志向が強い政権と聞いている。また、ここに生きる人びとにとって、いちばんの脅威は、大陸中国だと、何人かの台湾人から聞いた。

その現政権が、ある意味での弱みとも言える対大陸中国政策の中で、安倍政権との関係をそれなりに強めたいと思うのは、分かる。問題は、いわばその弱みにつけこんで、福島原発事故はもう解決しただの、放射能の汚染はたいしたことないだのと、エセ復興アピールに、台湾の若者を利用していることにある。


このリーフレットのドキュメンタリーをはじめ、台湾の大学に、東北・福島への復興ボランティアとしてのツアープロジェクトを提案したり、東北の農・海産物などの輸入制限を撤廃させる方向へと導こうとしている。

台灣の人びとの親日感情や若者の日本に対するある種の憧れを利用していることが、なんともおぞましく、やりきれない。




# by HomeMacro | 2018-04-24 17:29 | 反戦・平和・自由
2018年 03月 01日

今日、2月28日は、台湾は休日です。

和平記念日

うかつなことに、今日、2月28日は台湾が休日であることを、今週はじめまで知らなかった。
1947年のこの日、中国国民党政権の白色テロがはじまった。それ以来実に長い間、台湾は言論の自由が制限され、1992年に李登輝総統が刑法を改正するまで続いた。
多くの台湾人が、国民党によって逮捕・投獄・処刑された恐怖政治のはじまった日であることは、歴史教科書レベルでは、知っていた。

そもそも、日本で親台湾の人びとは、ほとんどが反共、つまり、中華人民共和国がきらいなサイドにいる場合が多い。反対に、中国共産党に関して、批判はあっても、中国革命というものに共感するサイドにいる者は、台湾と聞けば、反共の砦みたいな見方を、長い間してきた。

かつての独裁政権の韓国とともに、日・韓・台・米の反共連合ともいうような位置づけが、私の中にもあった。
したがって、台湾については、かつて日本がかなりの力を入れて、植民地支配をしてきたことをすっ飛ばして、あまりにも見事な民主化を成し遂げた姿として、逆方向から近づいてきた感がある。

そんなこんなで、今日は、仔像書店から借りてきた「天馬茶房」という、228を含めたその時代を生きた人びとをテーマにした台湾の劇映画を見た。
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▲同じ時代を背景にした「悲情城市」のほうが、知っている人は多いかも。私も、この映画は、今日、仔像書店ではじめて知った。



# by HomeMacro | 2018-03-01 01:52 | 反戦・平和・自由
2018年 02月 27日

漢字の世界で暮らしてみようと…………。

窓からは、スモッグの空……。

 何か月ぶりかで再開するブログが、台湾からというので、驚く人もいるかもしれないし、人のことなんか、知らないよという人もいるかもしれないけど、まあ、ともかくこちらにいるあいだは、ロンドンにいたころのように、続けてみようかと思っています。

 数日前に、台湾・桃園空港に降り立ち、バスにて台中市にやってきました。3月5日から始まる東海大学(日本の大学ではないです)華語センターの中国語コースへ4か月ほど通うためです。ちょっとしたきっかけから、一昨年から頻繁に台湾に通うことになり、そこで漢字文化に接したら、どうにもこうにも、中国語を習得したくなって、日本で週一の教室に通ったって拉致が開かないと、来てしまいました。

 たとえばです。鍼灸師として東洋医学の勉強を続けていますが、台湾の書店の雑誌売り場には一般向けの東洋医学の雑誌がいろいろあり、それらをペラペラとめくれば、「陰陽五行」だの、「経絡」だのという漢字が目に入り、どうしたってなにが書いてあるか知りたくなります。読めないままに、それらを買ってしまったのですが……。

 かくいうわけで、台湾の空を眺めています。しっかし、今の台湾は空気が悪い。
空気清浄化を求める市民運動が盛んに抗議活動をやっていはいるし、放射能と違って目に見えるから、危機感を持つ人は多いと思うけれど、私が中・高生のころの東京って感じかな。
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▶︎こんな特集の雑誌を見つけたら、やっぱり手にしてしまうでしょ。

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▶︎台中市市庁舎前。実際は、もっと全体に煙った感じです。









# by HomeMacro | 2018-02-27 16:57 | ロンドンー東京ー沖縄ー台湾 歳時記
2017年 05月 08日

山口泉さんが、韓国・光州の民衆美術を語ります。

韓国民衆美術のほんとうの美しさ……。

恒例の山口泉さんがいれる珈琲を頂きながら、チェロ演奏とゆんたくの集いです。
今回は、韓国・光州から帰国したばかりの時期でもあるので、光州市民美術館で行なわれた2人の作家の作品展と大統領選について、報告を聞きながらゆんたくしようと思います。
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# by HomeMacro | 2017-05-08 18:53 | 反戦・平和・自由