遠藤京子のマクロビオティックな鍼灸の道

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2010年 10月 29日

林試の森

日本の秋は、情緒豊かな季節なのに……。

 このごろ皆が口々に、「秋が無くなってしまった……」とぼやいている。
 たしかに急に寒い……。なんでも12月中旬くらいだとか。
 紅葉はどうなっちゃうのだろう。
 ゆったりと過ごせるはずの秋の夕暮れは……。
 木枯らしが吹いて、冷え切って、寒い夕暮れとなっている。

 私の店、自然食品の店「あらいぐま」から歩いて300歩のところに、「林試の森」という小さな森林公園がある。もと「林業試験場」だったところで、「日本林業発祥の地」なんていう石碑も建っている。わざわざ電車に乗ってくる人もいるというのに、こんな近くに自然豊かなところがありながら、年に数えるほどした足を踏み入れないとは……。もったいないよね。
 皆さんもぜひ一度、遊びに来てみてください。
 そして、お帰りには自然食品の店「あらいぐま」に、ぜひお立ち寄りくださいね。
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▲本当はあまり手を入れて欲しくなかったのだけれども、試験場が移転した後、公園になるにあったって、やたらと手が加えられてしまって、こんなふうに森って感じのところは、少なくなってしまった。
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▲この大きな木に向こうは、ちょっとした広場になっていて、みな思い思いにシートを広げて寝そべったり、ご飯を食べたりしているのだけれども、もう、ちょっと寒い今日この頃です。
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▲大きな蜘蛛が、大きな巣を張って……。とってもたくさんいました。
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▲林試の森で、持ち寄りマクロビオティック・ハイキングも、楽しいかもしれません。



 

by HomeMacro | 2010-10-29 17:58 | ロンドンー東京-沖縄 歳時記
2010年 10月 20日

蕎麦を食べるのなら「松翁」。

去年も一時帰国の最中……神保町の「松翁」

 まったくもって、時のたつのが早い。去年の夏の終わりにロンドンへ行って、行ったり来たりしているうちに1年たってしまった。
 そのかんとってもたくさんの写真を撮ったけれど、リアルタイムでアップするのは、なかなかむずかしい。
 
 さかのぼって、去年の今頃、どうしていたかと思いきや、帰国中で、神保町の蕎麦屋「松翁」に行っている。ここの店主は、大学を卒業してサラリーマンになったけれど、それをやめて蕎麦屋となった。かつて12チャンネルでやっていた「テレビチャンピオン」で二度もチャンピオンになったと聞く。私は、この店主とは、高校の同級生なのだ。ともかく真面目真ところは、若いころと変わらない。蕎麦の味も、量も、まじめそのもので、文句なくうまいのだ。
 この「松翁」より美味しい蕎麦がいただける店を、私は知らない。
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▲閉店近くまで粘ると、蕎麦が足りなくなって、店主が打ち始めるから、打ち立てのおいしい蕎麦が味わえる。これはちょうど1年前の10月20日。
 

by HomeMacro | 2010-10-20 03:23 | ロンドンー東京-沖縄 歳時記
2010年 10月 16日

自然農法

自然農法(無施肥・無農薬)の田んぼは、自然の気配に満ちていました。──成澤農園
 
 自然食品の店「あらいぐま」で販売しているお米の生産者、成澤之男さんの田んぼの見学会に、参加しました。稲刈り直前の宮城県登米市は、一面、黄金色の穂が垂れて、見事な風景でした。
 今年の夏は、ご存じのように異常に暑かったので、田んぼの水の温度管理は、たいへんだったようです。
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▲このあたりは周りを見渡せば、どこも稲穂が首を垂れた姿なのですが、慣行農法の田んぼと自然農法の田んぼでは、稲穂の色が違うことに気づきました。写真では、分かりませんが、慣行栽培の方が、はっきりした黄金色でした。
 ちょうど、化学染料を使った染め物と自然素材の染め物との違いのように、成澤さんの田んぼの色は、自然に溶け込んだように見える黄金色でした。
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▲成澤さんの田んぼの認証です。有機認証と言っても、彼は、いっさいの有機肥料も使っていなのです。水と太陽と土と成澤さん一家とお手伝いの人びとによって、育てられた稲穂です。
 そして、さまざまな生き物が田んぼの中をぶんぶん飛んだり、ぴょんぴょん跳ねたり、がさごそ這ったりしています。それらの生み出す「気」というものが、成澤さんのお米の生命力となって、私たちに届けられているのだなと思いました。
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▲成澤さんとお連れ合い。田んぼは、ちょっと疲れても、畑と違って、座ることが出来ないから、たいへんだと、お連れ合いはおっしゃっていました。
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▲就農7年目の息子さんと。忙しいときは、二人の娘さんも手伝って、家族総出で米を育てていますよ。
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▲遠くに見える二人の人は、お手伝いの女性です。何をしているかって? 草取りです。成澤さんは、草取りの機械を入れると、イネが傷むからと、人手で草取りをしています。
 一房の粟を残したら、何千粒もの種が田の土に残って、来年、芽を出すからと言って、とにかく徹底的に、草取りをするそうです。
 皆さん、機会があったら、成澤さんのお米は、自然食品の店「あらいぐま」で販売していますから、一度召し上がってみてください。ほんとうにおいしいお米です。

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by HomeMacro | 2010-10-16 02:32 | マクロビオティックや食べ物のこと
2010年 10月 15日

広島平和資料館の展示資料

こんな着物を着せられて育つって……。

 広島平和資料館では、毎年、新しい資料や企画展を行なっていますが、今年は、新しく発見されたり、遺族から提供されたものが、いろいろと展示されていました。
 その中に、かなり衝撃を受けた展示物がありました。
 それは、子供用の着物の生地です。
 そこには、昔懐かしい童謡などの挿絵で見たことがあるような子ども(といっても子どもの兵隊なのですが……)の絵が描かれ、こんな文言が染め抜かれていました。
 「ヨベヨニッポン イチオクノ イノチアフレル アシオトニ 
  チヘイモユレヨ タイリクノスベテノモノハ イマアサダ
  カチドキアゲタ タイリクニ コレカラキヨイ ウツクシイ
  ヤマトザクラヲ サカスノダ ヘイワヲミダス クモトキリ
  イマハレワタル タイリクヲ トモニユクヒハ モウスグダ」
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「きいち(蔦谷喜一)のぬりえ」のようなかわいい子どもが、銃を肩にかけ行進している絵柄は、何か空恐ろしさを感じました。

 
  

by HomeMacro | 2010-10-15 02:20 | 反戦・平和・自由
2010年 10月 12日

今年の広島平和記念公園

はじめて参列した広島平和記念式典

 毎年、8月6日を中心に広島に通い続け、絵本『さだ子と千羽づる』の野外朗読を行ってきました。
 16回目の今年、はじめて広島市主催の「平和記念式典」に参列しました。今年は、広島平和記念式典始まって以来の自民党以外の首相が挨拶をするし、国連総長・アメリカ大使などが参列するので、そのような雰囲気も知りたいとの希望を、パートナーが広島市に伝え、招待席を用意して頂いただきました。
 
 式典そのものは、毎年そうなのですが、ちょっとやり過ぎじゃないのと思うくらい、前日からリハーサルを繰り返したおかげか、一分の隙もないように粛々と行なわれました。実は、こういうのは、私はとっても苦手なのです。
 しかも、せっかくの自民党以外の首相にも関わらず、菅首相の発言は、とっても問題だったし、公園の外では、これも毎年なのですが、「祝典反対!」とか、「祝典粉砕!」とかのデモが繰り広げられていました。
 私は、祝典を、全面的に肯定する考えはないのですが、「反対! 粉砕!」とデモをするのも、どうかなと思います。たしかに、国や自治体が主催しているものは、すべて、この国のどうにもこうにもしょうがない状態を肯定しきった立場で行われているのが建前だから、とうてい支持できない要素があるのは、確実ですが、式典には、被爆者はもちろんその遺族を中心に、さまざまな人びとが関わり、参加しています。当然のことながら、複雑な思いを持って、関わったり、参加している人もいます。その人びとの思いに有無を言わさず、「反対! 粉砕!」と言うことの目的を、私は計りかねます。
 「反対! 粉砕!」というスピーカーから漏れてくる声を、式典に参列している皆さんは、どのように感じているのでしょうか。
 「核廃絶」という願いを、少しでも多くの人びとが持つということが、私たちの目的だとすれば、何か共有できるものはないだろうかと、努力することも必要ではないかと思います。
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▲案内された招待席のすぐ前の席にいる男性が、記念式典のパンフレットに挟み込まれている鶴の折り方を見ながら、折り鶴に挑戦しているのだけれども、何かうまく折れないようなので、とっても気になって,後ろから声をかけて、つい教えてしまった。というのも、その鶴の折り方は、私がが出版した絵本『さだ子と千羽づる』からの転用なのです。
 そして、その近くに座っている一連の人びとが、ちょっと他の人とは違う雰囲気なので、いったいこの人たちは、どこの人なんだろうと思っていました。
 映画の宣伝のために、広島入りしていたとの報道があったので、後から分かったことですが、私が、後ろから手を伸ばして、鶴の折り方を教えた男性は、映画「キャタピラ」の大西信満でその隣に寺島しのぶ、若松孝二などが並んでいたわけです。あの炎天下の大勢の人びとのなかで、若松監督を除いて皆さん喪服を着ていたのですが、ひときわファッショナブルだったのは、さすが芸能人ですね。
 映画「キャタピラ」については、私は若松孝二の作品のは、苦手なので、見ていません。
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▲絵本の朗読を聞くために集まった人びとが、私たちが用意した折り紙で、鶴を折ってくださいます。これは、あるとき、聴衆のお一人が、鶴を折ってくださったのをきっかけに、折り紙を用意するようになりました。
 毎年、野外朗読を終えて広島を発つ前に、「原爆の子の像」に、捧げてきます。

by HomeMacro | 2010-10-12 18:46 | 反戦・平和・自由
2010年 10月 11日

瓜と夕顔……日本の夏の味

涼しいロンドンを離れて、酷暑の日本へ。

 7月の末に日本に帰国して、ほんとうは、9月はじめにロンドンに戻る予定だったのだけれども、いやはや……! 仕事の(東京・目黒区にある自然食品の店「あらいぐま」や介護事業など)手が離せなくなってしまい、10月になってもなお、東京で忙しくしています。

 このブログも、久しぶりに、更新というわけです。

 さて、さわやかなロンドンとは違って、日本の夏は、熱いばかりでなく湿度も高い。とりわけ今年は皆さん、暑さに参ったことでしょう。
 日本の夏は、暑いけれど、いろんな風情もあります。そして、夏ならではの,おいしさも……。
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▲山梨県内の道の駅で見つけた大瓜。雷漬けにしたらどんなになるかしらと、さっそく購入。
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▲瓜の中央に菜箸を刺してぐるぐる回しながら切ると、らせん状になります。大瓜なので、天ぷら用の太い箸を刺しました。
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▲塩水に浸してから、ふきん干しに数日干したら、こんなになりました。雷漬けといいます。
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▲珍しい生キクラゲが店に入りました。お高いのですが、おいしかったです。
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▲大きな青茄子。厚めのスライスで、ステーキのように焼くと、とろけるおいしさです。
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▲さらに大きな夕顔。長野県の飯山で、農家の方からいただきました。もうこれは、かんぴょうにするしかありません。
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▲ともかく出来るだけ長く切って、干してみました。
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▲ほら、かんぴょうが出来上がったでしょ。
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▲里芋の茎を薄くスライスしました。酢醤油でいただくと、さっぱりとして、厚さも吹っ飛ぶ? しゃきしゃきとおいしい食感です。これも、日本の夏ならではのものですね。乾燥させたものは、芋がらとして製品になっているから、海外でも召し上がって頂けると思います。

 

by HomeMacro | 2010-10-11 19:04 | マクロビオティックや食べ物のこと