遠藤京子のマクロビオティックな鍼灸の道

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2016年 10月 07日

ストレス……、ストレス……、あっちへいけー!

2000年も前から……。

 明治政府がすべてを西洋化しようと鍼灸を禁止したのち、視覚障碍者の職業としてのみ残されてきた鍼灸を、1927年(昭和2年)に栁谷素霊(やなぎや それい)が「古典に帰れ」と提唱し、明治以前の日本の伝統的医術に則ったものとして復活させようとしました。それを受けた何人かの鍼灸の先生方によって、「経絡治療」は復活しました。
 学生時代から興味があったこの治療法を、少しでも習得したいと思い、昨年来、「経絡治療学会徳島部会」の勉強会に参加させていただいてます。
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▲『漫画ハリ入門』(医道の日本社)より

 「古典に帰れ」の「古典」とはなんでしょう? それは言うまでもなく中国最古の医学書『黄帝内経』で、『素問』と『霊枢』からなります。
 中国の古典ですから、当然漢文です。そう易々と読めるわけではないですが、いくつかの翻訳や解説本が、出ています。それらを使って勉強した内容から、私が感じたことを、少しずつ綴っていこうと思います。愛媛の池田政一先生が、初心者に分かりやすく解説してくださっています。

『素問ハンドブック』
 
 『素問』の最初に、こんなくだりがあります。
 「昔の人は百歳になっても元気だった。今時の人は五十歳になるともうヨボヨボだ。その理由を聞かせてくれ」と黄帝が聞きます。
 これって、2000年くらい前の書物ですよ。「昔の人」って……と思わずつぶやいてしまいました。
 この質問に対して、岐伯(きはく)先生がいくつか養生法について答えます。
 その養生法の中に、「心身共の過労を戒める」とあるのですが、まさにストレスを避けよということですよね。あー、2000年前の人びとにも、ストレスがあったのかと、あらためて思い至ります。

 岐伯先生はそのほか、「飮食に過不足のないようにすること」「酒に酔ってのセックスはダメ」「春夏秋冬の自然の状態に調和した生活をせよ」と、養生法を答えていますが、2000年前も、今も、変わらないんですね、人間って。

 私はストレスの発散が下手くそで、いつも口内炎に悩まされています。
 口内炎とは、子どものころからの仲良しで、母からは、蜂蜜を塗るようにと言われました。あまりの痛さに何も食べることが出来ず、普段は飲まない牛乳をストローを喉の近くまで押し込んで飲んだ記憶があります。
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▲口内炎があまりに痛くて、玄米をかむのが辛いので、お粥にした。これは5分粥、玄米の5倍の水で炊く。炊き方は普通の玄米ご飯と同じように、圧力鍋で炊く。


by HomeMacro | 2016-10-07 03:06 | 東洋医学・はり・きゅうのこと


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