遠藤京子のマクロビオティックな鍼灸の道

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2011年 02月 16日

ロンドンの高齢者

毎日通って、パブでジョッキを傾ける。

 ロンドンの街中は、実に高齢者が多い。そして皆元気だ。スーパーに行くと、カートを歩行器代わりのようにして押して歩くおばあさんが、どでかいカートいっぱいに、食料品を買い込んでいる。いったいどうやって持って帰るのかしら……。
 両手に杖をもって、数メートル歩いては、建物に寄りかかって休み休み歩くおじいさん。そんな一人のおじいさんと顔見知りになって、毎日挨拶をするようになった。彼は、毎朝、パブに行って、毎日同じ窓際の席に座る。毎日その外を通る私たちと、手を振って挨拶するようになった。昼にはご飯を食べにか、一度帰って、午後また出てくる。そして午後4時には必ず帰宅する。両手の杖にすがって、休み休みゆっくり歩いて……。
 おじいさんの名はジョージ。とっても大きい。手も大きい。とってもにっこり笑う。大ジョッキがいつもテーブルにある。
 
 私たちも何度かこのパブでパ、ビールを飲んだ。おいしんだなこれが!
 見回すと、おじいさんがたくさんいる。
 歩行器を側に置いている人。彼も、毎日同じ席で、ジョッキを傾ける。
 だいたいパブはセルフサービスなので、彼のかわりに他のお客さんがビールを運んでくれるのだけれども、それが、何ともさりげなくて、ごく自然な行為に見える。

 もっとも、バスでも、どこでも、高齢者の手助けを、ごく当たり前にみんながしているし、される方も、ごく自然にあたりまえという様子。その雰囲気は、日本にはないものだと感じた。

 パブの中では、あっちでも、こっちでも、盛んに話をしている。何を話しているのだろう? 天気の話が多いと聞くけど……。
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▲あるとき、パブの外に電動車いすが置いてあった。車いすに乗って、パブに行って、ビールを飲む、なんて素敵な!
 この国で年をとるのは、幸せなことかもしれないと、思う。

 日本でも、もっとみんな外へ出て、好きなことすればいいのに……。
 デイサービスじゃなくて……。
 

by HomeMacro | 2011-02-16 04:52 | ロンドンー東京-沖縄 歳時記


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